市立大に続き民団大阪と民族学校
【大阪】大阪の白頭学院と金剛学園の両校は在日韓国学校PTA連合会などとの連名で9日、大阪府立大学(南務学長、大阪府堺市)の入試科目に韓国語を採用するよう求める要望書を府に提出した。
民団大阪府本部からは鄭炳采文教副部長が同席、同本部も同様の趣旨の要望書を別途、府と大学関係者に手渡した。
同本部は要望書の中で今年度から大学入試センター試験の外国語選択科目に「韓国語」が採用されたことを歓迎しながらも、第2次試験で外国語の選択科目に「韓国語」を採用している大学がほとんどない現状を指摘、「センター試験で韓国語を受験した生徒たちの努力が十分報われず、今後の課題になっている」と指摘している。
この日、両民族学校関係者と民団側は来月にも府、および大学側との話し合いに入りたいと申し入れた。なお、この問題では大阪市立大学と近く話し合いに入ることが決まっている。
(2002.10.16 民団新聞)
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