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日本市場開拓へ戦略車「TB」

環境面と機能性を重視



現代自動車
最低価格89万円

 現代自動車の日本法人、ヒュンダイ・モーター・ジャパンは、このほど日本市場向けに初の小型車「TB(ティー・ビー)」3タイプの販売を開始した。

 車両本体の最低価格は89万8000円(1・3GL、消費税別)と1300tの同クラス日本車に比べて割安な設定。現代では日本市場開拓のための戦略車と位置付けている。

 4ドアハッチバックで全体に丸みを帯びたデザインが特徴。

 コンパクトカーながら5人がゆったり座れる広い室内空間。運転席と助手席には最先端のエアバッグ・システムを採用した。さらに、運転席からの視野が広がるように工夫するなど、安全面にも配慮した設計だ。

 環境面では、窒素酸化物と炭化水素の排出量をそれぞれ00年排出量基準で50%削減して国土交通省の「優―低排出ガス車」の認定を受けている。

 ボディカラーは赤、緑、銀など7色。年内に日本で1000台の販売を目指している。

(2002.10.16 民団新聞)



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