民団新聞 MINDAN
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秋空に歓声ひびく

10月マダン各地民団でスタート



3世4世オリニも大喜びの運動会(滋賀)

3世4世の参加増す
バーベキューや運動会も

 全世代の団員の親睦交流を図る「10月のマダン」が各地でスタートした。運動会やボウリング大会、ソフトボウルにと団員らが汗を流しながら秋の一日を楽しんだ。


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国際色も豊にソフトボール

 【岡山】民団岡山県本部(金昌男団長)では6日、全国の先頭を切って第12回ソフトボール大会を桑野スポーツ広場で団員同胞をはじめ友好団体の日本市民など150人が参加して開催された。

 同センターで開催中の各種外国語講座の受講生混成チームや岡山県日韓親善協会チームなど国際色豊かな8チームが参加した。

 勝者には大会の後援団体である岡山市から岡山市長杯が授けられることとなり、萩原誠司岡山市長や菱川助役も駆けつけ、選手たちに熱い声援を送った。

 決勝戦では昨年の覇者・東岡山分団を劇的なサヨナラヒットで制した津山支部が念願の優勝杯を手に入れた。

 競技終了後は全参加者が集まって交流会も行われ、試合談義に大いに盛り上がり、準備した200人分の焼肉もアッという間になくなる食欲ぶりだった。


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ボウリングで秋の一日楽しむ

 【石川】民団石川県本部(金次郎団長)でも15日、市内のボウリング場でオリニから60代までの同胞60余人が参加してボウリングを楽しんだ。

 年齢に関係なく楽しんでもらおうと初めてボウリングを取り入れた。5歳のオリニから60代のハラボジら44人がエントリーしていたが、当日の飛び入り参加に金団長はじめ民団役員らは団員に出場権を譲りながらも、多くの同胞らの参加を喜んだ。

 ゲーム後は、立食形式でパーティーも行われ、秋の一日を楽しんでいた。


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20周年の運動会支部対抗に闘志

 【滋賀】民団滋賀県本部(安相鳳団長)では13日、琵琶湖畔の佐川急便守山パークで第20回の運動会を開いた。

 20周年の記念もあって、県下10支部から昨年を上回る総勢640余人が駆けつけ、秋空の下で快い汗を流した。同本部の運動会は年々参加同胞が増えており、特に今年は3世オリニやオモニに連れられた4世の子どもたちが多く参加し、オリニ事業に力を入れてきた安団長や民団関係者を喜ばせた。

 協議はオリニや青年、壮年、シルバーと年代ごとに分けて行われ、それぞれが和気あいあいと協議に汗を流していた。しかし、小学生、女性、男子一般に分けて行われたメインレースでは雰囲気も一変。支部対抗の成績が決まるとあって表情も真剣そのもの。熱戦の結果、湖北を押さえて甲賀支部が見事優勝した。


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野遊会に150人新米500`も

 【宮城】民団宮城本部(朴鍾煥団長)でも12日、第2回「野遊会」名取スポーツパークで開催され、団員、総領事館関係者、韓国人留学生150人が楽しい一時を過ごした。

 秋空の下、会場では芋煮とバーベキューが行われ、久しぶりの再会を喜ぶ団員の姿が多く見られた。カラオケ大会では20人の出場者が自慢の喉を披露した。最後の抽選会では合計500`の新米と生活用品が団員80人に贈られた。

(2002.10.16 民団新聞)



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