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伴侶探し一致協力で

コリアブライダルセンターを設立



大阪の民団、婦人会、青年会、青商
27日に早速「集い」

 【大阪】同胞の結婚全体の80%以上が国際結婚という現状をふまえ、大阪の4民族団体が一丸となって同胞の結婚を応援しようとこのほど、大阪コリアブライダルセンター(金清正所長兼同本部副団長)を設立した。

 4団体は、民団大阪府本部(金昌植団長)と婦人会大阪府本部(李貞烈会長)、大阪韓国青年商工会(金伸吉会長)、青年会大阪府本部(金裕珠会長)で、事務所は民団大阪府本部の中に置く。

 これまで各団体独自で出会いのきっかけを作るパーティーを開いてきたが、一本化することで今まで以上のアフターサービスを提供できるという趣旨のもとで意見が一致した。

 金団長は「同胞が抱えている様々な問題の中で、結婚問題の解決こそが民族を絶やさない基本であり、意義深い大きな事業であると確信している」と同本部が中心となって全国的にアピールしていくことを強調した。

 ただ単に条件に見合った人をデータ上で検索して会わせるのではなく、相談側と一緒になって考え、誠意をもって接していくことをモットーとしている。

 問い合わせには、同本部の朴英哲事務局長や任正福組織部長ら4人が対応する。また、ブライダルパーティーを開催すると同時に参加者のアンケートを集約し、会員の生の声を繁栄させ、2カ月に1回のペースで情報提供するなど、常に相手の立場に立ってよりよい出会いの場を提供していきたいとしている。

 すでに大阪を中心とした近畿圏から問い合わせがきているという。

 同センターの金所長は「なかなかチャンスに恵まれない人に、少しでも役にたつよう、個人の希望に応じた細やかなサポートをしていく」と話している。

 入会金は3000円、会費は6カ月3000円(年払いは5000円)。

 早速、同センター設立後の初の「新若人の出会い」を27日11時、新阪急ホテル(花の間)で開催する。参加費は1万円(初めての人は入会金3000円別途必要)。問い合わせは同センター(06・6371・1184)まで。

(2002.10.16 民団新聞)



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