民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
望郷の丘で慰霊祭

遺家族ら250人参列



 【天安】異国の地で望郷の念を抱きながら亡くなった在日同胞をはじめとする海外同胞の遺骨が安眠する国立公園墓地「望郷の丘」(韓国忠南天安市)で2日、「第27回合同慰霊祭(望郷祭)」が行われ、日本からの遺族ら250人と韓国政府や民団などの来賓、地元関係者らが参席した。

 望郷祭は、宗教別追悼儀式、保健福祉部長官(代読)に続き、民団中央本部の金宰淑団長と忠清南道知事(代読)がそれぞれ追悼辞を述べた。金中央団長は、祖国の地で安心して眠ってほしいと冥福を祈るとともに、遺族をはじめ関係者に慰労の言葉を贈った。

 式典終了後、民団神奈川県本部が推進している団員向けの「冠婚葬祭サービス・無窮花」で葬儀を営んだ遺族が民団役員・業者が見守るなか、遺骨を安葬した。

 望郷祭は、民団中央本部が遺族への便宜としてソウルからの交通便を提供してきたことによって、年々参席者が増えたため、今回初の試みとして遺族交流を兼ねた茶話会が催された。

(2002.10.16 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ