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18日までに北に提供

鉄道・道路連結資材・装備



 【ソウル】京義線および東海線の道路・鉄道連結のために北韓側区間の工事に投入される韓国の掘削機34台、ディーゼル発電機24台、貨物自動車238台(15dトラック210台)、電話機90台(無線40台)、セメント約2万d、ディーゼル油2000d、通信ケーブル30`など、45品目の装備と33品目の資材が18日までに北韓に提供される。

 南北は12〜13日の2日間、北韓・金剛山地域の金剛山旅館で第2回鉄道・道路連結実務協議を行い、北韓側に借款形式で貸与または供与する装備や資材の引き渡し・引き受け手続きと、18日までに北韓に提供する78品目の装備や資材の数量にそれぞれ合意した。

 南北は、さる9月13日から17日まで金剛山地域で開かれた第1回実務協議で北韓区間の工事に必要な資材と装備459億ウォン相当を韓国が借款の形で提供することで合意し、今回の協議で第一次提供分の装備・資材78品目を確定した。今回提供分の装備45品目のうち25品目は貸与となる。南北はまた、韓国が提供する装備と資材は、既存の商標をそのまま残し、さらに「大韓民国」と提供先を表示することにした。引き渡し・引き受けの手続きは、これまで南北赤十字社間で行われてきた対北韓支援物資の引き渡し・引き受けの手続きに従うことで合意した。

 統一部当局者は13日、「今回の合意で京義線と東海線の鉄道・道路連結工事が円満に進められるようになった」と強調した。

(2002.10.16 民団新聞)



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