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北側の返答なく未定

第5回南北赤十字会談



 【ソウル】大韓赤十字社(韓赤)の徐英勳総裁は今月8日、板門店を通じ北韓赤十字会の張在彦中央委員長あてに送ったファクシミリで、第5回南北赤十字会談を16日から18日まで北韓・金剛山地域で開催することを北韓に提案したが、北韓側から未だに返答がない。 この提案で徐韓赤総裁は「会談では、離散家族の再会に向けた面会所の設置や運営など、双方が合意した事項を速やかに履行するための具体的問題について協議、確定し、離散家族らと韓国内または海外在住の同胞に喜びを与えたい」と呼びかけた。

 南北双方は、9月6日から8日まで金剛山で行われた第4回赤十字会談で、離散家族常設面会所の金剛山地域優先設置・運営、「6・25」韓国戦争当時の行方不明者の生死・住所確認問題の協議・解決などで合意し、詳細事項は10月中旬に金剛山で協議することを約束していた。

(2002.10.16 民団新聞)



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