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◆金碩洙・新総理、「公正管理」強調

 国会は5日の本会議で、金碩洙国務総理署理(元中央選挙管理委員長)の国務総理任命同意案を賛成210票、反対31票、棄権2票、無効6票で可決した。これにより、7月11日の李漢東前総理の辞退以降、張裳、張大煥総理指名者に対する承認が相次いで否決され86日間続いた総理不在状態に終止符が打たれた。金総理は承認直後の記者会見で「任期末の国政を安定させ、12月の大統領選挙の公正管理に力点をおく」と明らかにした。また「北韓の金正日国防委員長の答礼訪問は、南北首脳会談での合意事項であり実現されるべきだが、大統領選挙の結果に影響を及ぼすなどの誤解がないよう、大統領選挙期間中は避けるのが望ましく愼重に決定すべき問題」と述べた。


◆スローガン、「HiSeoul」に

 ソウル市は7日、ソウルを代表する新しいスローガンとして「Hi Seoul」を選定した。市は、スローガン選定の理由に「Hiは最も多用されている英語の挨拶で、世界に明るく親近なソウルのメッセージを伝えることができ、市民が互いに身近な隣人であることを確認し、和合の意志を励ましあえるはず」と表明、「もっとも『Hi』は『high』と同音語で、韓国の首都を飛び越えて、世界の大都市間の競争でソウルが進むべきビジョンを提示してくれている」と強調した。


◆超高速通信加入者、1000万人突破

 情報通信部(情通部)は1日、国内超高速インターネット加入者が2月に800万人、7月末に900万人を突破し、9月末現在1004万人を突破したことが暫定集計で分かったと発表した。韓国全体1450万世帯の70%が広域インターネットサービスを利用していることになり、世界最高の超高速インターネット普及率だという。超高速インターネット加入者1000万人突破は、98年7月にトゥルーネットが国内で初めてケーブルテレビ網を利用しサービスを開始して以来、4年2カ月でのことだ。


◆10人に6人「老父母と同居を希望」

 国家人権委員会(金昌国委員長)は1日、9月12日から26日まで「韓国お年寄りの電話」に依頼し、済州島を除いた全国の15〜72歳の男女1000人を対象にアンケート調査を行った結果、59・9%は将来、両親と同居することを希望しているという結果が出たと明らかにした。年老いた両親との同居を希望する理由は「親であるから」(67・9%)が最も多く、「親が1人で住むことはできないから」(13・7%)、「別居する経済的能力がない」(4・4%)などの順。


◆韓国の登山人口は「160万人」

 山岳専門紙のeマウンテンが最近、韓国リサーチと共同で行った「韓国人の定期的な運動と余暇活動に関する調査」によると、韓国の登山人口は160万人規模になる。eマウンテンの創刊1周年を記念して実施された今回のアンケート調査(6392人対象)で、国民が定期的に楽しむ運動はジョギング(197万人推算)がトップを占め、ジムでのトレーニング(174万人)、好きな山のベスト3は、雪嶽山(46・6%)、智異山(30・1%)、北漢山(13・8%)。


◆脱北者20人、マニラ経由ソウルに

 中国北京の韓国大使館領事部に韓国亡命を求め保護されていた北韓脱出住民20人が12日、マニラ経由でソウル・仁川国際空港に到着した。13歳から41歳までの男性6人・女性14人で、この数週間に駆け込んだとみられている。今年韓国に亡命した脱北者は、838人となった。


(2002.10.16 民団新聞)



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