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「国際交流施設」市が認定
民団山形本部会館
【山形】民団山形県本部(金鍾文団長)の韓国語講座が地域の同胞と日本市民でにぎわっている。
同本部は、昨年新会館が竣工し、国際交流と地域社会への奉仕を目的とした活動を計画していた。山形市からも公的施設として認定を受けたこともあり、同胞や市民を対象にした全8回の韓国語講座を10日にスタートさせた。定員30人を大幅に上回る応募があり、はみ出した応募者は次回の講座に振り分けるという。
今回は、山形市の国際交流課が協力して、同胞10人、日本市民20人でのスタートとなった。金団長も、応募者の数に驚きながらも、開講式では笑顔で受講生を励ましていた。
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小学生からお年寄りまで
兵庫・西播韓国学園
【兵庫】丁重な指導と格安の費用で、民団兵庫県西播支部(鄭豪基支団長)の西播韓国学園のハングル講座が地域で人気を呼んでいる。
年齢層も幅広く、下は小学5年生から上は80歳を超すお年寄りまで総勢約70人の生徒たちが熱心に通っているという。講師は、日本の大学に留学したあと、現在三木市の高等学校で講師として教鞭をとる金泰子さんが担当している。
生徒は8割程が日本人で占めているが、当初に比べ参加人数も除々に増え、「若い世代の民団離れや、日本人でも民団へ興味をもってもらうことに少しでも役立つなら」(同講座担当・辛輝浩同支部文教課長)と始めた。
鄭支団長は「ウリマルは継続して学習することが大事。地域の文化交流として韓国に親しんでもらえたらうれしい」と喜んでいた。
詳細は同支部0792・81・0585まで。
(2002.10.30 民団新聞)
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