民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
同胞の集いに文部省が後押し

生涯学習の一環として各地教育委も後援


 【大阪】全国の在日同胞の親子が夏休みを一緒に過ごし、素敵な出会いをつくろう―。

 第二回在日コリアン親と子のふれあいの集いが、二十五日から二十六日の一泊二日の日程で開かれる。全国在日コリアン保護者会(李鍾順代表)が主催するもので、文部省の後援により参加費用も格安になっている。対象は在日同胞の小・中学生と保護者のほか、日本国籍の同胞もOK。子どもと保護者は別スケジュールが組まれ、子ども同士の仲間づくりや保護者の語らいの場となる。

 九四年十一月に結成された「コリアン保護者会」は昨年七月、全国に点在する在日同胞の親子が共に語り合いながら交流しようと、第一回親と子の夏期キャンプを開き、百二十人を超える盛況となった。その後十一月には文部省に「教育改革への提言」を提出するとともに、同行事への後援を依頼。生涯学習振興課の寺脇研課長が快諾したことから、今年の集いは同省をはじめ、近畿圏や東京、神奈川、広島、福岡などの多くの教育委員会や各種団体が後援に名を連ねている。

 開催地は「かんぽの宿・能勢」(大阪府豊能郡能勢町山辺409―81、電話0727―34―2200)。交通は阪急電車「梅田駅」から宝塚線で「川西能勢口駅」で乗り換え、能勢電車で「山下駅」で下車。送迎バスを希望する方は、二十五日(土)の午後十二時半に「山下駅」改札に集合する。参加費は中学生以上、大人が一万円で、小学生が七千円。幼児は無料。交通費は参加者の各自負担だが、近畿圏以外からの参加者は、全額補助される。

 問い合わせ、申込みは早めに「コリアン保護者会」の李美葉副代表まで。定員百五十人で締切となる。電話は06(882)6669。FAXは06(882)6676。

(1998.7.8 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ