民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー


◆張大一がハンサムベスト11

 ワールドカップサッカー(W杯)韓国代表チームの張大一(23)が、W杯「ハンサムベスト11」に選ばれた。最近、ブラジルのハンポーリャ・デ・サンパウロ紙がインターネットを通じ、出場32カ国・704人の選手の写真を載せて公募した。

 投票には世界の女性4183人が参加。インターネット上で紹介されている選手の写真を見て、気に入った選手を選んだ。

 張大一はスペインのゴールキーパー、カニサレスと共に1ゲームも出場しなかったものの、甘いマスクは「場外」で人気を集めた。


◆衛生放送チューナーが人気

 W杯フランス大会の特需で、デジタル衛星放送受信機の輸出が急増している。

 大韓貿易投資振興会(KOTRA)によると、1〜4月の輸出額は1714万ドルで、昨年の同期比で20.6%増加した。特に欧州連合(EU)地域への輸出は466万ドルで、111.8%も増加した。この間のウォン安の影響で、約10%近く安値で販売されたことも大きな要因という。


◆高速船で釜山〜福岡が3時間

 釜山と福岡(博多港)の航路を3時間弱で結ぶ高速船「チェビ(ツバメ)号」がこのほど就航した。

 212qの航路を約45ノット(時速83q)の早さで運航するジェットホイル・エンジンを搭載している。乗客定員は200人で、夏期にあたる9月15日までは週9便、冬季は週7便ずつ往復運航される。

 同航路には現在、日本の船社が運営するカーフェリー「カメリア号」(運航時間12時間)と「ビートル2号」(運航時間3時間30分)が、それぞれ週3便と週7便ずつ往復運航しており、今回のチェビ号の投入によって韓日間がいっそう近いものになった。問い合わせは韓国高速海運(ソウル730−8666)


◆蔚珍に新空港建設決定

 慶尚北道の北部、蔚珍郡に国内線空港が建設される。建設交通部の発表によると、新空港は蔚珍郡箕城面一帯の48万坪。建設費用は1300億ウォンで2000年に着工し、2002年に開港する計画だ。

 年間54万人の旅客処理能力を持つ新空港は、これまで不便だった慶北北部地域の交通便を解消する見込みだ。観光客の増加も予測され、地域経済の活性化に一役買いそうだ。


◆在米同胞16億円の宝くじ当選

 米国メリーランド州で暮らしている在米同胞・呉さん(39)が、数字を組み合わせる宝くじで見事に1,150万ドル(約16億円)を獲得した。毎週行われるこの宝くじは、12桁の数字を購入者が書き込むもので、当選者がいない場合は賞金は次週に繰り越されるというもの。

 7年前に渡米した呉さんは現在、同州の国立海軍病院に勤めている。たまたま自宅近所のコンビニエンスストアで購入した5枚の宝くじのうちの1枚が当選した。当選金の受け取り方法は、25年間にわたり毎年46万ドルずつ受け取るという。


◆10、20代失業者が全体の42%

 韓国労働研究院の調査で、韓国の失業者のうち10〜20代若年層の失業者が約42%にのぼることがわかった。4月末の統計では15〜29歳の失業者はIMF介入以前の約2倍の60万2000人。また、大卒者をはじめ高学歴であるほど失業率は高いという。不景気な中で企業側が新卒採用を見合わせたため、若年層の高失業率を産んだと言える。

(1998.7.8 民団新聞)



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