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1世紀の労苦に敬老祝賀金

民団中央が全国の8人に贈る



愛知の洪ハルモニをねぎらう
辛容祥・民団中央本部団長

 百歳以上のお年寄りの苦労をねぎらおうと民団中央本部は「敬老の日」を契機に全国の八人のお年寄りに敬老祝賀金を贈った。

 百三歳の洪葵愛さん(愛知)、李萬伊さん(西東京)を筆頭に百二歳の林判玉さん(愛知)、崔基泰さん(東京)、百一歳の徐南順さん(愛知)、金山玉さん(北海道)、李沙谷さん(大分)、高明閨さん(千葉)の八人。東京の崔さん以外はすべてハルモニ。

 辛容祥団長は十四日、最高齢者の一人、愛知県の洪葵愛ハルモニ宅を訪れ、祝賀金を手渡しながら「元気そうで何よりです。百年という長い人生で戦前・戦後の混乱期に大変苦労された分まで長生きしてください」と同行した権泰洙・民団愛知県本部団長と朴永壽・新西支部支団長とともにねぎらった。


大分では「孝婦賞」

 一方、大分でも張永寿本部団長と金情才同副団長が李沙谷ハルモニ宅を訪ね、祝賀金を手渡した。また、足が不自由ながら李ハルモニの面倒を見てきた嫁の金大守ハルモニ(70)に中央団長からの「孝婦賞」を伝えた。

(98.9.30 民団新聞)



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