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韓国映画20作を上映

来月3日から大阪で映画祭



 韓国映画の全盛期といわれる六〇年代のクラシック映画から九〇年代の話題作まで二十作品を厳選して紹介する「98大阪韓国映画祭」が韓国映画祭実行委員会の主催で十月三日から十六日まで大阪の第七芸術劇場で開催される。

 二十作品を連続上映する同映画祭は、韓国の映画文化に接する機会が少ない在日同胞二・三世の若い世代に楽しんでもらい、韓国社会の中で生きる人たちの涙と笑いをスクリーンを通して紹介し、多様な韓国文化の理解を図ってもらいたいとしている。

 中でも、日帝時代の創氏改名をテーマにした「族譜」をはじめ、葬式に集約された現代韓国人の人間像を描いたモントリオール国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞の「学生府君神位」など芸術性の高い作品から若者に大ヒットした話題作が上映される。

 入場料は一般、学生千二百円(前売り千円)。

▼十月三・四日上映作 = 族譜、学生府君神位。
▼五日上映作 = われらの歪んだ英雄、ドクターボン。
▼六日上映作 = 二人の物語、301・302。
▼七日上映作 = 朴さん、ヘア・ドレッサー。
▼八・九日上映作 = 肉体の約束、セサン・バクロー(外の世界へ)。
▼十・十一日上映作 = 異魚島、パクボンゴン家出事件。
▼十二日上映作 = 馬鹿たちの行進、コルセット。
▼十三日上映作 = トゥー・カップス、あなたが女というだけで。
▼十四日上映作 = ノダジ、三人の女の孤独。
▼十五・十六日上映作 = 破戒、激しい恋。

 各回完全入れ替え制。問い合わせは06(302)2073第七芸術劇場まで。

(98.9.30 民団新聞)



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