民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
東京コリアンアカデミー
学びの成果、寸劇で披露

韓国語講座が修了



全30回学んだ成果を韓国語の寸劇などで披露する受講生ら

 講座制・民族大学の常設教室として六月からスタートした「東京コリアン・アカデミー」の韓国語講座・第一期が十月三十一日、全三十のカリキュラムを終え、東京韓国学校に民団東京本部の金珍寧・教育委員長、民団中央本部の鄭夢周副総長兼文教局長、東京韓国学校の孫相テツ校長らが見守る中で修了式が行われた。

 韓国語講座には、五十五人(初級四十三人、中級十二人)が受講したが、このうち全三十回のカリキュラム中、十九回以上を受講した二十八人に修了証が授与され、二人の受講生が全三十回を皆勤した。

 この日、修了式を前に受講生の寸劇や韓国民謡、歌謡曲の合唱、詩の朗読などの発表会が行われた。つづいて講師を担当した金東俊・神田外語大名誉教授の手から“教え子”一人ひとりに修了証が授与され、「往復五時間をかけて通ったという人もおり、みなさんの学ぶ熱意はすばらしかった。韓日の友情を深め、さらに磨きをかけるためにも継続してほしい」と激励した。

 孫校長も「日本人の受講生も約半数を数えており、幅広い世代の韓国人と日本人が一つになって韓国語を学んだことはすばらしいこと。韓日親善と共生社会への大きな試金石になる」と言葉を送った。

 修了式後、受講生と講師陣、関係者との“卒業パーティ”が行われた。

(98.11.04 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ