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民族文化を楽しむ

京都で800人参加し「演芸祭」



伝統舞踊など民族色豊かな京都の集い

 【京都】京都市内の日本の学校に通う同胞児童・生徒や保護者に民族の文化に触れてもらおうと「韓国・朝鮮の音楽・踊り・劇をたのしもう」という集いが十月三十一日、京都こども文化会館で開かれた。集いでは、八校が十五演目を八百人を超す観衆の前で披露した。

 京都韓国中・高など民族学校や同胞児童が多く通う小中学校に設置されている民族クラブなどの有志が出演したほか、郁文中学の二部学級で学ぶオモニたちも中学生の一人として集いに華を添えた。

 韓国民謡、童謡をはじめ韓国の遊びを紹介するプログラム、伝統舞踊、仮面劇など生徒たち手作りの韓国文化紹介に会場も大喜び。郁文中オモニの演技には会場から「チョワヨ」の声が飛び交うなど和やかな交流を繰り広げた。

 同集いは京都市の教育委員会、小・中学校外国人教育研究会が主催して開いたもので、今年で七度目。市教委の梶村健二参事は「四万四千人いる市内の外国人のうち八割が韓国・朝鮮人。民族の心を確かめる触れあいの場」と語った。

(1998.11.04 民団新聞)



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