民団新聞 MINDAN
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◆コリアンシリーズ、現代が初優勝

 今年の韓国プロ野球ナンバー1を決めるコリアンシリーズは10月30日、創団3年目の「現代ユニコーンズ(朴チェバク監督)」が地元の仁川球場で名門LGツインズを5対2で下し、トータル4勝2敗で優勝した。また、MVPには現代の鄭ミンテ投手が選ばれた。鄭投手はシリーズ中、時速150キロ 台の直球を武器に防御率ゼロで2勝をマークした。


◆龍山に国際商業団地建設

 ソウルの龍山駅を中心とした21万5,000坪の敷地が、最新の国際商業地域として開発される。高建ソウル市長が10月22日に金大中大統領に提出した「龍山地区開発計画」によるもの。東京の新宿のような先端商業都市を構築するため、94年から継続して推進されてきた事業だ。今回の計画書によると、高速鉄道、新空港専用鉄道の駅をはじめ4つの鉄道路線駅が龍山駅に乗り入れる。コンベンションセンターをはじめ外国人出張者のための滞在施設、各種情報施設なども建設される計画で、2020年までに段階的に開発される。


◆来年後半から経済回復か

 韓国銀行は10月28日に開かれた国会での業務報告の中で、韓国経済について来年の上半期までは継続沈滞するが、下半期から投資、消費などの内需が部分的に好転するとの展望を発表した。今年の消費者物価上昇率については、8%水準という見解だ。


◆初の日本語歌謡は「こころ」

 「日本の大衆文化開放後、韓国で日本語の歌を歌う最初の日本人が私だなんて光栄です」。24日に光州で開催された「光州ジャパンウィーク」に参加した沢知恵さんは感想をこう語った。得意のピアノを前に、祖父が作詩した「こころ」を日本語で熱唱し、コンサートホールに集まった500余人の観客を沸かせた。


◆苦情は直接ソウル市長に

 ソウル市は、市民の日である10月28日、市に対する苦情や提言など市民の声を市長に伝える直接電話「ソウル申聞鼓(シンムンゴ)」を鍾路区世宗路に設置した。今回取り付けられたのは3台で、緑色の電話は市民向け、黄色は外国人観光客が利用できる。24時間通話可能で、夜間は録音され市長に伝えられる。


(1998.11.04 民団新聞)



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