民団新聞 MINDAN
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2002年サッカーW杯
ソウル・メーン競技場着工

2001年12月にに完成



「ソウル・ワールドカップ競技場」完成予想図



 サッカーの二○○二年ワールドカップ(W杯)の開会式を行う韓国のメーン競技場の起工式が六日、ソウル市麻浦区上岩洞で金大中大統領、高建ソウル市長、朴世直W杯韓国組織委員会会長、鄭夢準韓国サッカー協会会長をはじめ約二千人が出席して行われた。

 ソウル市はこの日、競技場名を「ソウル・ワールドカップ競技場」と決定した。付帯施設を含め建設費約二千九十五億ウオン(約百九十億円)をかけて、基礎工事の後、来年五月から本工事を始め、二○○一年十二月に完成させる。

 スタンドは六万三千九百三十席で、二○○二年のW杯開幕までに各種の親善競技などを行う計画だ。

 金大中大統領は「ソウル五輪が冷戦時代を抜け出し、東西和合する契機となったように、この競技場が二十一世紀の世界平和と繁栄への場になるでしょう」と強調した。

建設現場、ソウル市麻浦区内での起工式に参加した
金大中大統領をはじめとする関係者


「京平サッカー」復活を提案
ソウル市長が北韓に

 またこの日、高建ソウル市長は「二○○二年W杯が南北間の和合・協力の中で行われ、民族統一を早める契機になるように」と日帝植民地時代にソウルと平壌を往復して行われていた「京平サッカー」の復活をソウル市長の名前で、平壌市人民委員長へ提案した。

(1998.11.11 民団新聞)



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