| オープンとともに人だかりとなったバザー会場 |
婦人会東京本部(康仁順会長)恒例のバザー会が十二日、民団中央会館八階大ホールで行われた。
午前十一時のテープカットによる「開店」とともに待ちわびた都内の同胞主婦らがどっと会場入りし、お目当ての商品になだれ込んだ。
会場には会員らが持ち寄った生活用品や洋服、韓国食品、革製品などバラエティな商品が並んだ。
スポーツバックや小物などがたったの百円という目玉商品や、高級革製品などにバーゲンセール並の奪い合いも見られた。とくに人気が高かったのは、鍋、食器などの生活用品。市価の半値以下とあって売り切れが相次いだ。
また、昼食時とあって会場内に特設された食堂ではオモニたちの手作りピビンバが準備され、行列が続くほどの人気を呼び、準備した二百食分が完売した。
同バザーは歳末助け合い運動の一環として継続されているもので、この日の収益金は毎年実施している老人ホーム慰問での慰問金の一部や民団東京本部新会館の基金として充てられる。
(1998.11.18 民団新聞)
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