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地域外国人の意見を県政に反映

「外国籍県民かながわ会議」が発足



 【神奈川】神奈川県に住む外国人県民の諸問題を自ら協議し、県との共働作業で解決していくために設けられた「外国籍県民かながわ会議」が二十一日、「地球市民かながわプラザ」で初会合をもった。

 委員はベトナム、カンボジアからの元難民を含む十四カ国地域の二十人。全員公募で選ばれた。席上、一人ずつ岡崎知事から委嘱状の交付を受け、この日から二年間の任期が始まった。

 会議の運営をつかさどる委員長には韓国籍の金廣照さん(49)=横浜市在住、在日韓国YMCA主事=、副委員長にポーランド国籍のマウゴジャータ・ホソノさん=川崎市在住、川崎市外国人市民代表者会議委員=とペルー国籍を持つアルベルト・パラシオスさん=横浜市在勤=がそれぞれ互選された。

 十二月十九日の第二回会議では部会の設置を討議する予定。

(1998.11.25 民団新聞)



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