| 今年も大人気の焼き肉フェスティバル |
焼き肉がたった五百円で食べ放題!「第二回焼肉フェスティバルinあらかわ」が十一月二十九日、東京荒川区・三河島駅前の旧真土小学校で行われ、地元区民ら千人が炭火焼き肉の味を楽しんだ。
荒川区は都内でも有数の同胞多住地域の三河島を中心に町屋、三ノ輪、西日暮里などの隣接地域だけで五十軒以上の焼肉店が並んでいる。
「三河島を中心に荒川区と言えば焼肉店の街。街の目玉を内外にアピールし、町おこしの一環に」との趣旨で昨年につづいて二回目の開催。
十二時のオープンとともに、早くからかけつけた区民らの長い行列が一斉に入場。準備された特上カルビが会場のあちこちに設けられた炭火で次々に焼き始められた。
煙でもうもうとする会場は、一人五百円の入場料で四人前まで食べ放題とあって、家族ぐるみでの参加が目立った。
この日は午後四時までの予定だったが、予想以上の人気で一時半過ぎには品切れとなったため、売り切れ閉店」となった。
参加団体の民団東京・荒川支部の洪元延支団長は「この地区の焼肉店はほとんどが同胞が経営。焼き肉で在日同胞と日本人との理解と交流が広がればうれしい」と目を細めていた。
(1998.12.02 民団新聞)
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