民団新聞 MINDAN
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◆新観光コース「千里浦樹木園」

 忠清南道泰安半島の西端、万里浦海水浴場に隣接した「千里浦樹木園」が、このたび観光客に開放された。
 この樹木園は1979年に韓国人に帰化した閔丙渇氏が66年から造成したもので、現在、絶滅に瀕している珍しい植物などをはじめ7,000余種(韓国種1,000余種)の植物を、7区域に分けられた18万坪の広大な敷地に保有している。
 保有植物の中でも特に、450余種の木蓮と、400余種のひいらぎ類は国際的にも有名で、昨年は世界木蓮学会学術大会を、今年はひいらぎ学会学術大会がそれぞれ開催された。
 入場料は1万ウォンで、事前に予約が必要。開園時間は午前9時から午後5時まで。毎週水曜定休。問い合わせはソウル事務室(82‐2‐756‐0166)まで。


◆自動車運転「初心者マーク」撤廃へ

 警察庁はこのたび、1種、2種自動車運転免許を取得した日から6カ月間、自動車への付着を義務付けていた「初心者マーク」の規定を完全に撤廃する改正方案を発表した。これは、運転免許を取得しても数年間、運転しない「ペーパードライバー」が多く、本来の目的を果たさなくなったため。ドライバー自身の判断に任せようというもの。
 改定案ではまた、車輌騒音防止のための規定「警音器使用制限地域に関する規定」も撤廃し、ドライバーの意思に任せられることになった。これまで学校や病院の周辺で警音器の使用が規制されていたが、逆に事故の危険性が多くなったための措置だ。


◆韓国入国者数6.7%増加

 今年1月から7月までの期間中、韓国を訪問した外国人は総237万7,363人で、前年同期比で6.7%増加したことが、このたび韓国観光公社から発表された。中でも日本が14%増の106万7,289人(全体訪韓者数の44.9%)、香港が194.5%増の13万5,476人、シンガポールが68.8%増の4万9,792人と目立っている。
 一方、同期間中に海外に出かけた韓国人は総164万7,988人で、前年期比で41.1%減少した。


◆OLの酒量はビール2、3本

 ソウルの現代精油が、このたび20代の女性職員100人を対象に「飲酒に関する設問」調査をし、話題を集めた。ひと月当たりの飲酒回数の1位は、1〜2回で51%。しかし、そのうち「1次会で帰る」と答えたOLは41%で、半数以上が2次会へ向かうと答えた。ちなみに2次会の場所は76%が「ノレバン(カラオケボックス)」だった。
 1回の酒量については、ビールの場合1位が「2〜3本」で、32%、2位が「1本」で27%、焼酎の場合は1位が「おちょこ2杯」で36%、2位が「1本」で28%の順となった。
 また、「どんな時に最も酒を飲みたいか」という設問には、1位が「職場でストレスがたまった時」で45%、2位は「憂鬱なとき」で35%、半面、「気分の良い時」と答えたのはわずか12%だった。


◆金浦空港の免税店で記念品を

 韓国観光公社金浦空港免税店では現在、VISAカードで200ドル以上の商品を購入した顧客全員に、韓国伝統工芸品「福(ポック)チュモニ」をプレゼントしている。福チュモニは、お金や小物を入れる装飾用の巾着で、身につけていると不運を払い、幸運が訪れるという言い伝えがある。韓国では名節(節日)の日に福チュモニを贈る習慣がある。ソウルでのショッピングの際に立ち寄ってはいかが。


(1998.12.02 民団新聞)



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