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◆仁川空港をアジアの拠点に

 2001年に開港する仁川国際空港を北東アジアの窓口にしようと、政府はこのたび日本をはじめとした22カ国と連席会談を持ち国際路線の大幅拡充をすると発表した。

 建設交通部によると、特に航空市場が急成長している韓国、日本、中国間で航空運送自由化(OPEN・SKIES)政策を設置して、韓・日・中路線を1日8〜10便を共同で運行する方針を検討していく。


◆釜山市が無戸籍者を支援

 釜山市はこのたび、6月末まで「無戸籍者一斉調査及び支援期間」として管轄の区、郡役所が戸籍取得許可申請を代行し、無国籍者の戸籍取得手続きを支援している。

 現在、無戸籍者の大多数は幼い時に孤児となった人たちで、両親の戸籍を探せなかったもの。釜山市だけでも3,000人以上が無戸籍状態だと推測されている。


◆釜山の住環境改善進む

 釜山市が発表した「98年度統計年報」によると、97年末で釜山市の人口は386万5,000余人で10年前の365万4,000人より5.8%増えた。半面、機張郡の市への合併などにより人口密度は1平方メートル当たり10年前の8,398人から5,147人と38.7%も減った。

 また、1世帯当たりの人口は10年前の4.1人から3.3人と核家族化が進んでおり、住宅保有率も51万124件から81万885件と19.4%伸びている。


◆ソウル市にマンション6万戸

 ソウル市はこのたび「99年度住宅建設計画」を発表し、今年新たに6万余戸の分譲マンションが建設されることになった。

 民間部門で、45,000余戸、公共部門では15,000戸が計画されており、昨年の総57,243戸より多少伸びている。これは政府が推進している「住宅景気活性化計画」による期待感と、金利安定による建設業界の回復によるものとみられる。


◆光州に「埋葬文化財博物館」建設

 日本や中国など北東アジアの埋葬文化財を一堂に集めた初の「埋葬文化財博物館」が光州に建造される。光州市が総費用300億ウォンを投入し2004年までに完工する計画だ。


◆フランスW杯「E組の戦い」をもう一度

 韓国が98W杯フランス大会で対戦したベルギーとメキシコを招いて、再び勝負を挑むことになった。6月中旬に行われる第1回コリアプレジデントカップ国際サッカー大会で実現する。大韓サッカー協会がE組だった各国に大会出場を要請、ベルギーとメキシコから参加の意向を得たが、オランダはスケジュールの関係で今回参加しない。

 特に今回行われるベルギー、メキシコ戦ではW杯初勝利の標的だっただけに無念を晴らしたいところ。大韓サッカー協会では、両国に、W杯フランス大会に出場した国家代表選手を投入することをオプションとして追加し、勝負は一層熱くなりそうだ。もちろん韓国も、海外で活躍中の選手を総動員し、ベストメンバーを構成する。

(1999.01.20 民団新聞)



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