民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
同胞の地位向上、首都が先頭に

民団中央と東京、青島知事と歓談



都庁に青島知事を訪れた民団中央と東京本部の役員ら

 民団中央本部の辛容祥団長は二十一日、青島幸男東京都知事を都庁に訪ね、恒例の新年あいさつを交わした。

 この日、民団側からは辛団長のほか、中央本部の呂健二副団長、徐元テツ国際局長と東京本部の夫昇培団長、金昭夫副団長、康仁順婦人会長らが同席した。

 辛団長は地方参政権に関してふれ、都議会が意見書採択をした翌九六年十月に地方行政機関として初めて政府に法改正を要望したことと、まもなく第二期が始まる外国人都民会議をはじめとして、外国人住民に対する実績が高いと知事の政策を評価。

 あわせて任期を迎え、再出馬がうわさされる知事を激励し、在日同胞の地位向上に対する一層の支援・協力を要請した。これに対して知事は「定住外国人は地方での決定権を持つべきだと思う」と答えるとともに、昨年十月の金大中大統領訪日にふれ「これを機会に日韓友好親善がより深まるよう期待する」と述べた。

(1999.01.27 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ