◆アナログ携帯電話廃止へ
韓国でアナログ方式の携帯電話が今年限りでなくなる。SKテレコムは、アナログ方式の携帯電話加入者を年末までに全てデジタル回線に転換すると発表した。
アナログ方式の加入者は現在約57万人おり、年末までにデジタル回線の端末機を無料で加入者に配布する。
これによりアナログ回線の保守などにかかっていた年間150億ウォンの費用が節約される。
◆内国者専用カジノ開設へ
韓国で初の内国者が遊ぶことのできるカジノが、来年お目見えしそうだ。江原道は、江原旌善郡に内国者専用のカジノの開設許可申請をこのたび産業資源部に要請した。民間の(株)江原ランドが手がけるもので、許可が下りれば3月頃から建造する計画、来年の4月にオープンする予定だ。
◆電子マネーがお目見え
韓国銀行はソウルをはじめとした主要都市の一部で10月から電子マネーを試験的に流通させるとこのたび発表した。買い物など現金のかわりに専用のカード(写真)を利用して直接銀行口座から即時引き落とすシステム。電子マネーはクレジットカードと同じ大きさで内部にICチップが組み込まれている。
◆大宇自動車が国内販売1位
韓国内の97年乗用車販売で大宇自動車が現代を抜き1位となった。大宇が乗用車販売トップとなったのは初めてのことで、昨年の乗用車登録台数は18万1,228台。現代は17万898台。韓国自動車協会によると昨年7、8月の労使紛糾によって現代自動車の生産、販売が中断したことが影響したという。
◆金大統領の親筆を永久展示
金大中大統領が揮毫(きごう)した「平和」と「敬天愛人」2点が、李儁烈士記念館に永久展示されることになった。揮毫は同記念館の「平和の部屋」に掲げられる予定で、この部屋にはネルソンマンデラ氏などノーベル平和賞を授章した5人を含む22カ国の人士が母国語で「平和」と書いた作品が飾られている。
(1999.01.27 民団新聞)
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