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第四回アジア冬季競技大会

1月30日、韓国の江原道で開幕



スキーのスーパー大回転で
金メダルを獲得した許勝旭選手

 アジアの冬のスポーツ祭典、第四回アジア冬季競技大会が一月三十日、韓国の江原道で開幕した。メーン会場となる龍平の屋内アイスリンクで午後三時から開会式が行われ、「永遠の友情、輝くアジア」をテーマに八日間の大会の幕を開けた。

 今大会には前回の十七カ国・地域を上回る大会最多規模の二十三カ国・地域から役員、選手約八百人が参加した。開会式では初参加のネパールから入場行進が始まった。

 金雲竜・大会組織委員会会長と古橋広之進・アジアオリンピック評議会(OCA)副会長のあいさつに続き、金大中大統領が開会を宣言した。この後、スピードスケート女子元韓国五輪代表選手の劉仙姫が聖火に点火し、アルペンスキー男子の許勝旭とフィギュアスケート女子の丁旻柱が選手宣誓した。

 さっそくこの日、開幕のトップを切ってアイスホッケーが始まり、韓国は6―0でモンゴルに圧勝した。また、大会二日目からは「お家芸」のショートトラックで世界新記録を更新するなど三個の金メダルを獲得したほか、アルペンスキーのスーパー大回転でも許勝旭が金メダルを獲得するなど幸先の良いスタートとなった。二日現在、韓国の金メダルは八個と勢いを見せ、総合でも一位を確保。

 前大会で韓国は中国、日本に次いで総合三位。今回は地元開催でもあり、前回以上の成績をめざす。

(1999.02.03 民団新聞)



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