本国旅行を通じて同胞伴侶探しをと、民団ブライダル実行委員会(権炳佑実行委員長)は三月二十五日から二十八日まで今年も本国旅行「済州・ソウルの出会い」を実施する。
同企画は今年で四回目。これまでソウルで開催していたが、今年は済州道も訪問する。在日同胞の挙式・披露宴誘致を進めている済州道・西帰浦にある済州新羅ホテルに二泊、ソウルのプラザホテル一泊の三泊四日で開催する。
実行委員会はこの間、日本の各地でパーティ形式のブライダル企画を開催してきており、日頃同胞と接する機会が少ない青年たちに出会いの場を提供してきた。同企画を通じて出された「もっと相手を理解するためにパーティではなくて旅行を」という要望を受けて本国旅行を実施してきた。男性四十人、女性三十九人が参加した昨年の旅行では、十六組が将来の伴侶を視野に入れて交際を始めている。
参加者からも「数時間のパーティじゃなくて、じっくり相手と話し合える」と好評を博している。
今回も期間中に参加者の雰囲気を盛り上げる様々な催しが企画されているので、期待が大きい。
対象者は男性二十五歳、女性二十三歳以上で独身の在日韓国人(日本国籍含む)。今回の募集は男女各五十人。参加費用は五万円(航空料金含まず)、申込締切は3月1日まで。問い合わせ、申し込みは最寄りの民団地方本部または民団中央本部民生局(03―3454―4916)へ。
(1999.02.10 民団新聞)
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