来日中の朴泰俊・韓日議員連盟会長（自民連総裁）は十五日、自民党の森喜朗幹事長、自由党の小沢一郎党首、民主党の菅直人代表ら与野党首脳、竹下登日韓議員連盟会長らと相次いで会談し、在日韓国人への地方参政権付与を要請した。
一連の会談で、朴会長は「昨年の首脳会談を機に韓日関係は新時代に入ったが、両国間にはまだ解決されていない問題もある。政党、議員レベルでもよく話し合っていきたい」と述べ、在日韓国人への地方参政権付与などを要望。併せて南北問題の平和的解決に向けた日本側の協力を要請した。
今回の来日は朴氏の議連会長就任あいさつが目的。朴会長は十一日にも、訪韓していた日本の高村正彦外相とソウル市内で懇談し、在日同胞への地方参政権の実現に向け善処するよう要請していた。
（1999.02.17 民団新聞）
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