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在日韓商・新会長に洪采植氏



洪采植・韓商会長

 在日韓国商工会議所の第三十七期定期総会が二十三日、都内のホテルで開かれ、新会長に洪采植氏(神奈川韓商会長)が就任した。

 韓昌祐会長の任期満了に伴う役員改選で、洪・神奈川会長と李相均・大阪会長が立候補し、選挙の結果九十七票を獲得した洪候補が選出された。洪新会長は「役職の重さを痛感し、韓商の発展に全力を尽くす」と抱負を述べた。

 これに伴って韓前会長は名誉会長職に就任した。任期を終えるに当たって「重いリュックを背負って山を登った気持ち。この間情熱をもって仕事に打ち込んできた」と六年の就任期間を振り返った。

 今年度の事業計画は、業種別部会・委員会設立の促進、二〇〇二W杯韓日共催支援などを決めた。特に業種別部会は、日本経済の変化を在日同胞商工活動に生かすために部会ごとのセミナーなどを開いていく方針。連合会でも全国レベルの部会を組織していく計画を進める。

 洪新会長は一九三三年生まれ。日大文理学部卒。神奈川商工会議所の常任理事などを経て会長に。横浜商銀でも理事を、また民団組織でも県本部副団長をつとめた。共立アスベスト工業株式会社の代表取締役。

(1999.04.28 民団新聞)



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