民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
市民団体が地方参政権でシンポ

28日に東京で・各党国会議員の参加も



 国会議員などをパネリストにした定住外国人の地方参政権シンポジウムが、二十八日に東京で開かれる。

 京都の「定住外国人の地方参政権をめざす市民の会」と神戸の「定住外国人の地方参政権を実現させる神戸の会」などが主催するもので、今通常国会で地方参政権の立法化をめざし、すでに法案を提出している民主党や公明党、日本共産党のほか、社会民主党や与党の自民党、自由党にもパネリストとして参加を呼びかけている。

 「市民の会」は九七年二月十六日に設立された。代表には在日同胞二世のノンフィクション作家、金賛汀氏をはじめ、京都住民運動交流センターの井上吉郎代表、天理大学のウーベ・カルステン助教授、立命館大学の池内靖子教授が名を連ねる。事務局長は京都法律事務所の小笠原伸児弁護士が担う。同年八月二十二日に発足した「神戸の会」は、大阪商業大学の滝沢秀樹教授を代表に、神戸朝日病院の金守良院長が事務局長を務めている。

 両会は二十七日に「東京の会」の準備会を開き、二十八日の午後二時から第二衆議院議員会館の第一会議室でシンポを行う(受付は同一時半)。「多くの参加を」と小笠原事務局長は呼びかけている。

 問い合わせは「市民の会」へ。電話075(256)1881。

(1999.05.19 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ