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◆韓国サッカー会館が完成

 韓国サッカーの殿堂、「サッカー会館」が19日、ソウル市内に完成した。大韓サッカー協会の鄭夢準会長と関係者のもと完工式が行われた。新会館は地上6階、地下2階。韓国協会の事務局をはじめ、これまでソウル市内に点在していた協会傘下の韓国プロサッカー連盟や小、中、高校のサッカー協会などが一堂に入る。

 国際サッカー連盟(FIFA)副会長でもある鄭会長は「韓国サッカーは新会館の完成で新たな転換点を迎えた。2000年のシドニー五輪や2002年のワールドカップ(W杯)でいい結果を出すだろう」とあいさつした。

 新サッカー会館の一階ロビーには「サッカー博物館」が設けられ、1954年のスイス大会でW杯に初出場して以来の韓国サッカーの歴史や資料写真が展示されるほか、Kリーグのキャラクター商品が販売される。


◆現代自が2002W杯の公認車に

 韓国の自動車最大手、現代自動車が、韓日共催の2002年ワールドカップ(W杯)で、日本のトヨタなどを押さえ、国際サッカー連盟(FIFA)が指定する大会公認の自動車メーカーに選ばれた。

 W杯では、関連各業種に一社ずつFIFA公認のメーカーなどが選定されており、昨年のフランス大会では、自動車部門でオペル社が選ばれている。現代自動車は21日に、FIFA副会長でもある鄭夢準・大韓サッカー協会会長の兄弟の鄭夢九会長が自ら参席、ブラッターFIFA会長を招き、ソウル市内のホテルで契約調印をした。


◆韓国の失業率が低下

 韓国の統計庁が20日発表した雇用動向統計によると、4月の失業率は7・2%で前月比0.9ポイント低下した。季節調整後は6.7%で横ばいだった。失業者数は155万人で、3月より15万人減少した。

 李起浩労相は同日、「今年下半期には、失業者は130万人台、失業率は6%台になろう」との予測を示した。

 労働省は今年初め、下半期の失業者数は150万人台、失業率は7%台になるとみていたが、李労相は「失業率は3月から2カ月連続でポイントを下げており、6月には失業者は140万人台になりそうだ」と述べ、状況が改善しているとの認識を示した。


(1999.05.26 民団新聞)



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