民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
海外国民の兵役免除、対象を拡大・強化

公館でスタンプもらえばOK



 韓国の兵役庁は、このほど、在外同胞に関連する兵役法の一部改正を行った。昨年9月、在外国民に対する兵役対象の改正以来、2度目の改正になる。

 今年の4月から実施されている改正法は、兵役免除対象を拡大したもので前回と同様、管轄総領事館でスタンプがもらえる。

 これまでは総領事館に事前申告する時、外国人登録済証明書か外登証の写し、パスポートがあれば、「免除対象証明」のスタンプがもらえたが、改正後からは両親の外国人登録済証明書かあるいは外登証の写しが加わるようになった。

 また、永住者のほかに、6歳以前に海外に移住して18歳まで生活し、両親および本人が市民権並びに永住権を所持している人や永住権制度がない国では無期限の在留資格を所持している人などが兵役免除を受けることができる。

 このような措置は、兵役対象年齢に適する二、三世たちが本国を訪問した時のトラブルの改善と本国出身者の兵役逃れ対策の一つとして実施されている。詳しくは管轄総領事館へ。

(1999.06.09 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ