| 佐賀県で開かれた婦人会の九州地協研修会 |
婦人会中央本部(夫順末会長)主催の99年度「全国婦人会大研修会」が九州ブロックを皮切りにスタートした。1日から3日にかけ佐賀・嬉野温泉で開催された同研修会には幹部、会員250人が参加した。4月に新しくスタートした夫執行部初の行事で、夫会長は「公約を3年間の期間で実現できるよう頑張る」と述べながら「20年間続けてきた婦人会研修会により力を入れ、組織活性化を図ろう」と強調した。
民団中央本部の辛容祥団長は来賓挨拶で「家庭内では婦人が要。民団の活動にとっても婦人会の役割が大きい。力を合わせ勉学に励んでほしい」と激励した。
開会式に続き、役員会議では、来年度の研修会内容、時期、婦人会活動について活発に意見を交換、韓日親善活動にも力を入れて展会させたいと討論を交わした。
2日目は「家庭内教育の重要性」について江利川安栄さんの講演に続き、民団中央本部の黄迎満事務総長が「地方参政権及び二十一世紀の在日の生き方」について在日同胞の現実と未来像を語った。オモニたちは講師の一言一句に真剣に耳を傾け、熱心にメモをとる場面も多く見られた。
このほかにも駐福岡韓国総領事館の徐賢燮総領事、民団福岡県本部の宣虎采団長、民団佐賀県本部の崔吉男団長らが研修者らを激励した。
同研修会は、中国、四国地協(8日〜10日)、中北(15日〜17日)、近畿地協(21日〜25日)などで予定されている。
(1999.06.09 民団新聞)
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