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飢餓、貧困苦の子どもを助けよう

ワールドビジョンが支援者募集



子どもたちを支援する
ボブ・ピアスさん

 1950年の韓国動乱時の戦争孤児や傷病者の救済活動からスタートしたワールド・ビジョンは、現在の主事業として展開されているチャイルド・スポンサーシップへの支援を呼びかけている。

 ワールド・ビジョンは世界中の貧困、飢餓、戦禍で苦しむ人たちへの支援活動を展開しており、米国の宣教師、ボブ・ピアス氏が設立した。

 97年までに世界九十四カ国で四千以上の支援事業を展開し、受益者は6000人を上回る。飢餓に苦しむ北韓でも製麺工場の設立支援を行い、韓国でもワールドビジョン・コリアと協力しながらIMF体制下での大量の失業者への食糧支援も行っている。

 主事業としているチャイルド・スポンサーシップは、韓国動乱の戦争孤児を救済することから始まり、戦禍や貧困によって困難な状況に置かれている世界中の子どもたちに食事と教育、医療などの支援を行うもの。97年までに131万人の子どもたちが支援を受けている。

 ワールドビジョン・ジャパンではアジア、アフリカなど途上国の子ども1人に対し月額4500円を拠出する支援者をつのっている。また、小さな貯金箱を家庭や職場、店頭に置いて募金する「ラブ・ローフ募金」の募金箱を設置する同胞店舗も求めている。すでにコンビニエンスストアなどには設置されている。

(1999.06.23 民団新聞)



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