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2・3世、故郷で民俗体感を

慶南道民会が無料訪韓団募集



■各種伝統遊びも企画

 慶尚南道道民会では、夏休みを利用して郷土で思い切り民俗体感を楽しむ「慶南道民青少年訪韓ツアー」の参加者を募集している。主なものは、子どもたちの間で受け継がれてきた各種伝統遊び、山から切り出した丸太を削っての「長柱(チャンスン)」作り。さらに、民族の打楽器を打ち鳴らす「プンムル」を体験したり、ダイナミックでコミカルな仮面劇「タルチュム」の基本動作を学ぶ。

 夜には燃え上がる「タルチプ」(月の家)を囲んでの韓国版キャンプファイヤー。巨大な綱をつかっての大綱ひき、手に手をとって踊る「カンガンスルレ」などを楽しむ。

 このほか、世界文化遺産にも指定されている八万大蔵経で有名な海印寺、壬辰倭乱戦跡地の晋州城などの観光も楽しむ。


■航空費以外は会が全額負担

 参加資格は慶尚南道を本籍地とする12歳から30歳までの在日同胞青少年。期間は7月22日〜25日までの3泊4日間。渡航費を除く一切の費用は慶南道庁が負担する。募集定員100人は先着順。申し込みは各地の慶尚南道道民会まで。

(1999.06.23 民団新聞)



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