民団新聞 MINDAN
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◆大田市、W杯ボランティア3万人募集

 大田市は2002年W杯を多くの市民がボランティアとして参与する方針を計画、このために3万人のボランティア要員を募集することにした。まず7月1日から2カ月間、ボランティア申請の受付を行うが、この募集期間後も随時申請を受けつけるという。

 募集分野は秩序、環境、交通、文化、観光、民泊、行政支援等で、16歳以上の国内居住者をはじめ海外同胞や外国人も受け付ける。この内、言語ボランティアでは、国際サッカー連盟(FIFA)公式言語の英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語の4カ国語をはじめ、多くの観戦客が見込まれる日本語、中国語をあわせた6カ国語が対象。

 言語ボランティアは運転手に対する外国語教育と観光案内奉仕、民泊及び宿泊施設の通訳などを担当する。


◆済州産の豚肉が人気急増

 最近、ベルギー産輸入豚肉と家畜飼料のダイオキシン波紋で豚肉の売り値が急激に萎縮している中、済州産豚肉の需要急増と価格上昇が注目されている。済州産豚肉は5日基準、済州産物共同売場での価格が1s当たり3,358ウォンとなり、昨年同時期2,199ウウォンに比べて大幅に値を上げている。

 産地生体売り値も一頭(100s基準)235万ウォンと、昨年同期間の157万ウォンに比べて1.5倍に膨れ上がった。また道外搬出及び日本への輸出も最近、1日900〜1,300頭を記録、昨年の1日平均700頭を大きく上昇している。

 このような済州の豚に人気が集まったのは済州道の積極的な「清浄豚政策」のおかげ。国際水域事務局(OEI)の認証を経て済州産豚の伝染病清浄化宣言を計画している済州道は97年から対策を立て、着実に推進してきた。

 済州道には29万5,000頭の豚が飼育されており、100s以上の出荷が可能な規格の豚が足りなくなりつつあるという。


◆子供大公園の開園時間を延長

 果川市のオリニ大公園は6月から3カ月間、これまでの午後7時までだった開園時間を、平日午後8時まで、日曜・祭日は午後9時までに延長している。

 また10月31日まで、毎週日曜・祭日の午後5〜7時には、正門噴水前の舞台でカラオケ大会を催す。誰でも参加でき、最優秀賞、人気賞などを選び豪華賞品がもらえる。


◆メタンガスでW杯競技場の冷暖房

 韓国の「夢の島」といわれる蘭芝島ゴミ埋立地で発生するメタンガスが2002年W杯メーン競技場の冷・暖房に活用されることになった。

 韓国の「夢の島」といわれるソウル市麻浦区上岩洞蘭芝島のゴミ埋立地のメタンガスが現在建設中のワールドカップメーン競技場と上岩宅地開発地区の冷・暖房燃料に活用されることになった。

 市のこのような方針は劣悪な環境の蘭芝島で開催される点を逆に活用、廃棄物をエネルギーとしてリサイクルさせ、「環境ワールドカップ」のイメージを浮上させようという一石二鳥の計画だ。


◆朴セリが今季初優勝

 米女子プロゴルフツアーのショップライト・クラシックは20日、米ニュージャージー州のマリオットシービューリゾート・ベイ・コース(パー71)で最終ラウンドを行い、初日から首位の朴セリが66とスコアを伸ばし、通算15アンダー、198で優勝した。朴は今季初勝利で、通算では昨年7月のジャイアントイーグル・クラシック以来の5勝目。

(1999.06.23 民団新聞)



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