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女性含む41人が修了

組織学院・愛知教室が開講



 【愛知】中央組織学院の第169期愛知教室(学生長=瀬戸支部・成功組織課長)が、7月2日から5日まで愛知県労働者研修センターで開かれ、地元愛知県の本部、各支部から39人、岐阜県本部から2人の41人(男性38人、女性3人)が、内外情勢と民団の当面課題や地方参政権などについて学んだ。3班に分かれた分任討議では、財政問題や後継者育成などを話し合った。

 特別講義では中央本部の辛容祥団長(学院長)が、「今後も韓国籍で誇りをもって生きたい同胞のために、地方参政権を推進している。金大中大統領も地方参政権の実現に強い意欲をもって臨んでいる」と話し、年内立法化に向けて全力を傾注するよう強調した。

 研修生は「各支部共通の問題が浮き彫りにされ、解決のために意見交換ができた」と地方開催の利点を挙げたり、「同じ世代別で研修を構成してほしい」という意見も出された。

 初めての「移動組織学院愛知教室」とあって、入所式には民団愛知県本部の権泰洙団長や駐名古屋韓国総領事館の鄭燦源総領事らが激励に訪れたほか、李時雄事務局長、丁海遊組織部長をはじめ本部幹部が研修をサポートとした。修了式にも参席した権団長は「研修で学んだ内容を実践に移し、頭脳と肉体を使って在日同胞の将来にいかそう」と締めくくった。

(1999.07.07 民団新聞)



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