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「友情と平和」を熱弁

大阪で韓国語弁論大会



表彰式で主催者と握手する参加者

 【大阪】韓国大阪青年会議所とソウル青年会議所の主催する恒例の「韓国語弁論大会」は回を重ね、今年で27回目。「友情と平和」をテーマに6月27日、大阪韓国人会館でスピーチを競った。

 民族学校の部には8人の弁士が登場、「最優秀賞」に「一つになる道」を発表した金剛学園高校3年の金美冏さんが輝いた。また、一般の部では、出場者10人のなかから永谷繁さんが「21世紀の韓日友好」で「最優秀賞」を獲得した。

 なお、今年から後援団体に加わった大阪府と大阪府教育委員会からも賞が贈られた。「大阪府教育委員会賞」に選ばれたのは大阪市立北巽小民族学級で学ぶ金星和さん、また、「大阪府知事賞特別賞」が川島千枝さん(愛知淑徳大3年)に贈られた。

 審査委員長は大阪韓国綜合教育院の柳時洽院長が努め、同会議所の金國東会長、大阪韓国商工会議所の朴小秉会長、民団大阪本部文教部の鄭炳采副部長らが審査に当たった。

 今年の弁士は表情豊かに明るく発表、会場から「やはり、民族学校の生徒の弁士は上手、指導が違うのかな」「韓国語は家庭環境からですね」と、声が聞かれた。

(1999.07.07 民団新聞)



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