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韓国の国楽コンテスト

在日のオリニが「金賞」



「金賞」の文真美ちゃん(中央)
銀賞の金長華ちゃん(左)
「奨励賞」の安末蓮ちゃん(右)

■300人近くの難関突破し
 3人が入賞

 【神奈川】韓国伝統国楽界で最高の名人、名唱を選ぶ「第10回大邱国楽祭全国国楽競演大会」に在日同胞3世のオリニ3人が初等部舞踊部門に初出場、全員入賞を果たした。

 今年の国楽大会は6月26、27日の両日、大邱文化芸術会館で行われた。出場者は器楽、舞踊、パンソリ、民謡の四部門に大人から子どもまで280人余りに上った。

 このうち舞踊の初等部門では小学生20人が予選を争い、在日同胞オリニ3人を含む5人が本選に勝ち進んだ。

 審査の結果、在日同胞は最高位にあたる「金賞」はもとより二位の「銀賞」、入賞に相当する「奨励賞」と、各賞をほぼ独占した。

 3人とも横浜市内の千明善韓国伝統舞踊研究院(千明善院長、神奈川韓国会館五階)で一緒に学ぶ間柄。予選、本選ともものおじせず課題をこなし、審査員の高い評価を得た。

 3人とも舞踊は1年足らず。指導にあたった千明善院長は「将来が楽しみ」と話している。

(1999.07.07 民団新聞)



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