民団新聞 MINDAN
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在日ちびっ子イレブンが

済州でサッカーキャンプ



済州市大静小学校との交流試合で
熱心にボールを追いかける
ムグンファ・ジュニアのオリニたち

■現地小学生と交流試合

 在日大韓体育会関東本部(鄭利光会長)と在日大韓蹴球協会(丁海遊会長)が共催、民団中央本部などが後援のもと、オリニサッカーキャンプが八月1日から3泊4日間、韓国の済州道で行われた。2002年W杯の開催地でもある済州(西帰浦市)を訪れ、現地の小学生サッカーチームと親善試合や交流会を通じて、同胞の絆を深めた。

 サッカーキャンプには在日蹴球協会が96年に発足させた在日同胞児童のためのサッカー教室「ムグンファ・ジュニア」のちびっ子イレブンら22人が参加した。

 1日に成田を出発したオリニたちは当日、宿舎で歓迎パーティに臨んだ後、翌2日には済州市の大静小学校を訪れ、同校のサッカーチームと交流試合を行った。

 道大会優勝の強豪とあって試合のほうは0−5と大敗したが、記念品の交換や記念写真を撮りあうなどちびっ子イレブン同士の絆を深めた。

 オリニたちは試合後、海水浴場に場所を移し、同校の子どもと一緒にバーベキューを楽しんだが、「マシイッソヨ(おいしいね)」とウリマルを交わしながら交流を深めた。


■韓国語で食事を注文

 オリニたちはサッカーのほか、宿舎で民団中央本部制作の林間・臨海学校用教材「ウリナラ」を使った韓国語学習も行い、夕食場所の食堂街ではさっそく覚えた「イゴオルマヨ(いくらですか)」、「イゴチュセヨ(これ下さい)」などの韓国語で注文した。

 オリニたちは「みんなと一緒でとても楽しかった。また、来年も韓国に来たい」と喜んでいた。

(1999.08.15 民団新聞)



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