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本国水害被災者に愛の手

民団各地光復節で募金



全国各地の光復節会場でも義援金の募金が行われた
(写真は東京で)

■1億ウォン募金へ

 民団中央本部は8月9日、韓国全域を襲った集中豪雨で大きな被害が出ている問題で緊急常任委員会を開き、水害被災に対して、1億ウォンの義援金募金を全国で展開することを決めた。

 中央本部では全国各地で開かれた「8・15五光復節」の大会会場で広く募金を呼びかけるとともに、あらゆる機会を通じて在日同胞の同胞愛を組織を挙げて示していく。

 15日、光復節式典の会場でも早速手づくりの募金箱が設けられ、小さなオリニから一世のハラポジまで参加した同胞らは積極的に"愛の募金"を寄せた。

 集中豪雨は昨年も韓国を襲い、未曾有の被害をもたらしたが、このときも民団は1億ウォンの義援金募金を行い韓国政府に伝達した。


■死者・不明64人、被災者2万3000人

 7月27日から8月3日にかけて韓国全域を襲った集中豪雨で大きな被害が出た。韓国の中央災害対策本部が5日発表したところによると、同日午後までに、死者が40人、行方不明者が24人に達したという。

 浸水した住宅は9647世帯、田畑の浸水は4万4000ヘクタールを超えており、同本部集計によると被災者は約八千世帯、約2万3000人に上っている。


■韓禄春氏が5000万ウォン寄託

 韓禄春民団中央本部常任顧問(大阪市在住)は11日、韓国集中豪雨被災者への義援金として、5000万ウォンを東亜日報に寄託した。

(1999.08.18 民団新聞)



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