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2002W杯韓日共催成功をアピール

韓国青年会が10月に大フェスティバル



■4000人集め、福岡で開催

 韓国と日本が共催するサッカーの2002年ワールドカップ大会。開催両国の文化を感じ取れる在日同胞が両国の架け橋になろう、と青年会は大会成功の雰囲気を盛り上げるため10月9日から11日までの3日間、福岡で4000人規模のフェスティバルを開催する。

 同胞青年のみならず同世代の日本青年や地域の市民らとともに、あと3年弱に迫った大会に向けて真の韓日交流を広げていこうというねらいだ。


■同胞と地元市民が一体で

 2000年を前にした企画だけに名称は「2000フェスタ」。手をつなごう!虹の架け橋を渡って―をテーマに、様々なイベントを計画している。

 青年会は、2002年の韓日共催が決定して以来、自主制作のW杯応援ソング「フレンドシップ…友情のゴール」をはじめ全国キャラバンなどを通じて大会成功に向けてのアピールを行ってきた。

 W杯の共催を通じて、真の韓日相互理解ができてこそ、新たな韓日関係、在日同胞理解が達成されると、機会あるごとに大会成功への雰囲気を盛り上げてきた。両国の架け橋になりたい、という思いがフェスタを企画したきっかけだ。


■大分市と釜山も後援に

 今回のフェスタもその一環。開催に当たって、各機関を回って理解を求めてきた。その結果、日本側では開催地の福岡県はじめ大分県、大分市が、韓国側も慶尚南道と釜山市が趣旨に賛同して後援に名乗り出た。

 会場は福岡市庁舎前の「ふれあい広場」。期間中、韓国物産やアジア各国の物産を集めた国際マーケット、韓日友情カラオケ大会、サムルノリなども出演するアジアン・コンサート、国際フットサル大会、金大中大統領のビデオ・メッセージを放映するメモリアルセレモニー(予定)など様々なイベントが行われる。


■パートナーシップ深めるイベント

 また、全国から参加した同胞青年が日本の青年たちと意見を交換する交流会なども計画されている。

 青年会では同胞青年、地域の日本市民、留学生、民団団員らあわせて4000人規模になると見込んでいる。フェスタを通じて、2002年韓日共催の成功のために多くの日本市民との交流を図り、雰囲気を盛り上げていきたいという。

(1999.08.25 民団新聞)



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