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在日3世関取の玉力道

十両昇進で民団団長が激励



民団中央本部を訪れ、
辛団長と握手する玉力道

 在日同胞三世で日本角界入りし、7月に十両昇進した玉力道(本名・趙栄来)が8月17日、民団中央と東京本部を表敬訪問した。

 辛容祥中央団長は「健康に気を付けてよい相撲をみせてほしい」と激励、在日の関取誕生は非常にめでたいことだと語りながら、相撲見る楽しみがもう一つ増えたと語りかけた。

 玉力道は74年、東京生まれ。明大付属中野中・高校を経て97年3月、明治大学商学部を卒業した。在学中には、東日本学生選手権など四つのタイトルを獲得するなど学生力士としても注目を浴びていた。

 卒業後、東京・墨田区の片男波部屋(元関脇玉ノ富士親方)に同胞の関取、力道山と玉の海の名を取った、「玉力道栄来(ひでき)」というしこ名で入門した。97年3月、春場所で幕下デビューし今年7月の名古屋場所で十両に昇進した。

(1999.08.25 民団新聞)



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