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在日科学技術者協会

新会長に夫龍淳氏



■新会長は富士ゼロックス主幹
 本国との架け橋的役割誓う

 在日韓国科学技術者協会の99年度総会が16日、東京港区の笹川記念会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で夫龍淳副会長を新会長に選出した。

 総会では、長年の懸案であった会館購入を果たした高基秀前会長(高電社社長)の功績をねぎらった。夫新会長は就任の抱負として、改めて科学技術者としての専門性を生かして在日同胞社会と本国の産業発展に貢献していこうとする協会の原点を再確認した。

 今後の活動方針として(1)新しい人材の開拓とネットワーク構築(2)フォーラムの開催(3)商工人、科学者、マスコミ関係者のリンク―などを決めた。

 総会終了後は、同協会が購入した浜松町の会館に場所を移し、懇親会が行われた。

 夫新会長は1941年、大阪生まれ。69年東京工業大学博士課程修了(工学博士)。ベルギー、リェージュ大学博士研究員、イギリス、レディング大博士研究員。73年に富士ゼロックス入社。現在、富士ゼロックス総合研究員主幹研究員。

(1999.10.20 民団新聞)



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