民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
われこそ韓国料理の「鉄人」

東京で全国調理コンクール



全国自慢のコックの味を確かめる審査員

■各地協代表7人が腕競う

 各地の焼き肉店コックが東京で調理技術を競い合った。事業協同組合全国焼肉協会(江崎政雄会長)の主催する業界唯一のコンクールで今年が5回目。

 14日、中央区の明治屋クッキングスクールで行われたコンクールには北海道から九州まで各地区を代表して7人が出場、それぞれ石焼きビビンパとチヂミ、韓国風サラダの三品で自慢の腕を振るった。

 同じメニューながら使う材料、調理法とも各店で様々。和風サラダではチーズを使った欧風スタイルも見られた。こうした独自の工夫は訪れていた関係者の関心の的となっていた。

 審査の結果、最優秀賞には芦屋高麗・芦屋店の姜義隆さん(35)が選ばれた。綜合優秀賞は東光コーポレーション・モランボン高幡不動店。いずれも韓国料理の基本を忠実に守りながら、独自の工夫を施していた点が評価された。

 講評に立った審査委員の〓大聲さん(ジ賀県立大学教授)は「サラダのドレッシングはゴマ油、チヂミは野菜が基本。石焼きビビンパのスープはわかめがベスト。アレンジは結構だが、こうした基本は踏まえてほしい」と注文した。

(1999.10.20 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ