民団新聞 MINDAN
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民族大学、三河島地区でも開講

区施設活用しオリニ土曜学校も



さっそく韓国語の教科書を広げる
土曜学校のオリニたち

 韓国の歴史や文化と在日同胞社会の歴史や実情を体系的に学ぶ民団の講座制・民族大学の韓国語講座が23日、都内でも同胞集住地区の荒川区東日暮里にある「生涯学習センター」(三河島駅前)で「東京東部地域教室」として開講した。

 民族大学は現在、全国6カ所で開設されているが、常設化3期目となる東京コリアンアカデミーは東京都荒川区・教育委員会の後援のもと、これまでの東京韓国学校教室とあわせて、2校目となる。

 地元荒川支部と足立を主導に、近隣の北、台東、文京、江戸川、葛飾、墨田、江東の九支部がスクラムを組んで運営を推進。開講式までに、「韓国語講座・入門」に20余人の受講生が申請した。

 この日午後5時半から行われた開講式には、民団東京本部の夫昇培団長と各支部の役員が参席し、新たな民族大学のスタートを見守った。

 夫団長は「地域住民として共生していく上でも、同胞が多く住む町での開講は喜ばしいこと。みなさん最後まで、楽しく学習を続けてください」と激励した。

 「韓国語講座」入門は毎週水・土の2日間、全30講座で修了は来年3月11日。受講料は全30講座で15000円。


■オリニ土曜学校・地域の子弟20人

 一方、コリアンアカデミーを前に、午後3時からは在日同胞児童を対象に、韓国語や韓国の歌、民俗ノリなどを教える「オリニ土曜学校」も同センターで開講した。  こちらの方は東部地区に居住する約20人のオリニが受講申請した。

(1999.10.27 民団新聞)



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