民団新聞 MINDAN
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韓国観光ニュース



◆韓国伝統武芸の体験観光商品

 外国人個人観光客を対象にしたテコンドー及び韓国伝統武芸体験観光商品が開発された。

 2000年シドニー・オリンピックの正式種目に採択されてから、欧米をはじめ世界各国でテコンドーに対する関心が高まりつつある。この観光商品はテコンドーをはじめ、テッキョン(韓国伝統素手武芸、重要無形文化財第76号)、禅武道(仏家の伝統的な修行法)、局堂(平民を対象に教育した伝統武芸)など韓国伝統武芸体験や伝統武芸聖地巡礼を通して新しい武芸を習得できると同時に、伝統文化と伝統精神を理解する良い機会となろう。

 さらに本商品にはソウル及び慶州観光、文化財巡り、ショッピングなどの日程も含まれ、観光客の多彩な欲求を満たしている。

 同観光商品は1週間、8日、9日、10日及び2週間の日程に細分されて提供される。主要日程にはテコンドー講習、国技院訪問、国立民俗博物館、曽渓寺参観などソウルでの日程、慶州国立博物館、瞻星台参観、骨窟寺での禅武道体験など慶州での日程がある。

 9日コースは基本コースに仏国寺、石窟庵参観、智異山青鶴洞三成宮での仙道武芸(気の運用を基にした伝統武芸)体験、華厳寺参観などのコースが追加され、10日間コースには板門店コースが含まれる。2週間コースはテコンドー講習(ソウル)、テッキョン体験(忠州)、禅武道体験(慶州)、仙道武芸体験(智異山)、局堂体騒(光州)、合気道講習(ソウル)で構成される。

 料金は日程によって差があるが、US$700〜1200ほどで、これには航空料金を除く、宿泊、交通、食事など全ての費用が含まれる。12月から2月までは10%ほどディスカウントされた料金が適用される。

■問い合わせ=ソウル航空旅行者(電話82-2-754-6715)


◆南山タワーで伝統民俗人形展

 南山タワーの本館5階に位置した地球村民俗博物館で、2000年2月28日までの予定で韓国伝統民俗「タクチョンイ人形展」が開催されている。

 韓国伝統民俗造形作家5人が作った総33点のタクチョンイ人形は、伝統婚礼やカンガンスウォルレ、衷興行列、タルチュムノリ(仮面劇)、綱渡りノリ、農楽ノリなど韓国の伝統民俗と、かつての韓民族の日常生活、ノリ(遊戯)などが楽しく表現されている。

 また各作品には英語、日本語、中国語の作品説明がある。各言語別にガイドも配置されている。

 年中無休。入場料は団体(20名以上)は1人2500ウォン、一般3000ウォン、中・高校生2500ウォン、小学生以下2000ウォン。

 同じ場所で中国の衣・食・住生活及び冠婚葬祭に関連した遺物500点余りが展示された「中国稀貴民俗文化大展」が同時に開かれており、韓国と中国の伝統文化を比較、理解できる良い機会となるだろう。この展示も2000年2月28日までの予定。

■問い合わせ‥

韓国観光公社21世紀行事部(電話ソウル82-2-729-9445)

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 このコーナーは韓国観光公社の「観光ニュース」がら抜粋しました。

■問い合わせ=韓国観光公社東京支社(電話03-3580-3941)

(1999.11.03 民団新聞)



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