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歌やサッカーで歓声こだま

民団東京の「10月マダン」



闘志あふれるプレーで盛り上がった、
東京の10月マダン・サッカー大会

 民団東京本部(夫昇培団長)の「10月マダン―韓日親善文化・体育祭」が10月31日、東京足立区の荒川河川敷・日ノ出町緑地で行われ、秋晴れの空の下、サッカー大会やカラオケ大会、サムルノリ、韓国屋台などを楽しんだ。同本部が単独で主催するのは初めてで、お年寄りから子どもまで、家族連れの同胞約2000人が集った。

 ミニ・サッカー大会には支部や機関など十六チームが参加。4ブロックに分かれ予選リーグを経た後、各ブロック一位の四チームで決勝トーナメントが行われた。

 熱の入った一戦一戦で好プレー珍プレーが続出する中、闘志あふれる選手たちに地元チームの団員が熱い声援を送り、会場を盛り上げた。

 決勝は韓国大使館チームと荒川支部とで対戦。両チームとも固い守りで、均衡を破れず0―0のまま引き分けとなり、PK戦で勝負を決めた。サドンデスまでもつれたPK戦は、結局、7―6で荒川チームが勝利を収め、優勝を飾った。三位は足立支部、四位は新宿支部。

 一方、メインステージで行われたカラオケ大会には24人が出場。普段鍛えた自慢ののどを披露しあった。

 優勝は「雑草」を歌った北支部支団長の羅基祖氏が飾り、準優勝には公明党東京から特別出演し、「モンエ」を歌った渡辺耕佑さんが選ばれ、ビデオデッキなどの賞品を手にした。

 芝生の会場のあちこちにシートをひいた宴会場が作られ、それぞれ持ち寄った手料理のほか、各支部が準備した「ドジョウ汁」「トッポッキ」「チヂミ」「焼き肉」「韓国のり巻き」「マッコルリ」「韓国焼酎」など、出店の韓国食を味わいながら、10月マダンを楽しんだ。

(1999.11.03 民団新聞)



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