民団新聞 MINDAN
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住民とひとつに韓国に触れる

生野民族文化祭に4000人



ノルティギを楽しむ子どもたち

 【大阪】「ひとつになって育てよう民族の文化を!こころを!」をスローガンに「第17回生野民族文化祭」(同実行委員会主催)が秋晴れの10月24日、大阪市立北巽小学校の運動場で行われた。同胞を中心に地域の住民4000人余りが祭りを楽しんだ。

 実行委員会ではこの日のために12の趣向を凝らしたプログラムを準備した。

 まず、農楽隊が地域を練り歩き、にぎやかなチャンダンのリズムで生野民族文化祭の幕開けを演じた。恒例のマダン劇で演じたのは「だまされたトッケビ」。けちんぼハラボジにだまされたトッケビが仕返しする内容で、人形劇を織り交ぜた分かりやすい構成が好評だった。

 観衆と一体となったのがノリ大会。シルム、ユンノリ、チェギチャギなどに大人と子どもが夢中になった。祭りのハイライトは総勢50人が参加した「農楽」で飾った。大阪市立中川、田島、北巽、御幸森小学校の各民族学級からオリニ多数がソゴを手に参加、民族学級講師と地域の在日同胞も加わりチャンゴ、ケンガリの音を高らかにとどろかした。

(1999.11.03 民団新聞)



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