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◆ソウル市公務員の競争率72倍

 ソウル市は11月28日に実施予定の地方公務員任用試験願書受付の結果、平均72倍の競争率を記録した。

 19職種、139人にという今年の採用枠に対し、願書受付者は9964人。職種別では選抜定員40人の行政職7級が138倍と最も競争率が高い。続いて研究職(57倍)、技術職(46倍)、技能職(23倍)の順だ。


◆漢江の橋、水中を常時チェックへ

 漢江に架けられた橋梁の安全状態を定期点検する常時点検体制が稼働する。

 高建ソウル市長は10月25日、定例幹部会議で「国政監査等で漢江の橋の安全性に対する指摘が出されており、市民たちを不安にさせている」とし、「不信を解消して橋の安全を確保するために、別途のセン水チームを構成、水中橋梁を随時チェックする常時点検体制を揃えよ」と指示した。  ソウル市は現在、漢江管理事業所所属のセン水要員を大幅に増やす一方、最近購入した水中撮影装備を活用する等、具体的な対策を準備している。


◆電子式スピード違反取り締まり

 ソウル内部循環道にデジタル式のスピード違反取り締まりシステムが導入されそうだ。ソウル市の交通管理室が発表したもので、この先進国型交通管理システムは2001年8月からスタートされる。  特に2地点間運行の道と車両通過速度を測定するスピード違反取り締まりシステムはすでにオランダで導入。オランダはこの方式で、スピード違反が9割も減ったという。


◆大田市に「アニメタウン」

 大田市が推進中の「アニメーション・タウン」造成事業が来年から本格化する。同市は知識情報産業育成の一環としてエキスポ科学公園内にアニメーション・タウンの造成を計画。国費支援を建議した結果、最近、文化観光部から20億ウォンの支援が確保された。

 これに伴い同市は、細部施行計画準備のために、近く基本調査設計を発注し、来年から第1段階事業を展開する。

 市は今年末から2002年末まで、エキスポ科学公園に、第1段階としてベンチャー映像ビルと映像総合支援センター、映像センターなどを造成する。

(1999.11.03 民団新聞)



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