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名古屋韓国学校も文化祭

受講生ら300人が演劇など披露



受講生手作りの演劇「グッバイ貞順さん」

 【愛知】名古屋韓国学校(金柄澤校長)の第37周年開校記念・文化祭が3日、同校で開催され、同校に通う受講生や民団、婦人会など、300人でにぎわった。

 開会式で鄭煥麒理事長が「この学校は私たち同胞みんなの学校です。みんなで愛してほしい」と民族教育の大切さを強調しながら、「この1年間一生懸命学んだ生徒たちの成果を楽しんでほしい」とあいさつした。

 権泰洙民団愛知県本部団長、鄭燦源駐名古屋総領事が激励のあいさつを述べたあと、さっそく第一部の演劇が披露された。

 演劇は生徒たちで作る劇団「トッケビ」による恒例の「グッバイ貞順さん」で、舞台道具などすべて生徒たちが手作りしたものだ。

 第二部では支部分校の生徒らも加わり、合唱、民謡、舞踊、サムルノリなど十四のプログラムが次々に披露された。

 文化祭には日本人らも多数訪れるのが特徴。会場の外で行われた婦人会によるバザーでは、毎年人気のチヂミ、キムチ、トックなどが瞬く間に完売となった。

(1999.11.10 民団新聞)



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